潮風に吹かれて
映画「リアル・スティール」
原題: Real Steel
原作:リチャード・マシスンの短編小説「四角い墓場」( 原題: Steel )
製作国:アメリカ合衆国
劇場公開日:2011年 12月9日(日本) 上映時間:2時間07分
監督:ショーン・レヴィ 脚本:ジョン・ゲイティンズ
キャスト:チャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)
マックス・ケントン(ダコタ・ゴヨ)
ベイリー・タレット(エヴァンジェリン・リリー)
フィン(アンソニー・マッキー)
リッキー(ケヴィン・デュランド)
デブラ・バーンズ(ホープ・デイヴィス)
マーヴィン・バーンズ(ジェームズ・レブホーン)
その他……
解説・あらすじ リモコンで遠隔操作されたロボットがバトルを繰り広げる西暦2020年、プロボクサーからロボット格闘技に身を転じたチャーリー ( ヒュー・ジャックマン ) は、スクラップ寸前のロボットを闇の試合に出場させて一攫千金を夢見ていた。そんな或る日、離婚のため離れて暮らしていた11歳の息子マックス ( ダコタ・ゴヨ ) を預かることになる。マックスは最愛の母を亡くし、深い悲しみを抱えていた。慣れない父子の共同生活は険悪な雰囲気に包まれていたが、廃品置き場でATOМという旧式ロボットを見つけたことをきっかけに、2人は少しずつ絆を取り戻していく。チャーリーは、ATOМに自分の技を教え込み、闇ではないロボット格闘技に参戦するようになる。やがて最強ロボットとの対戦が決まり、チャーリーとマックスはATOМと共に大舞台の試合へ向かう。果たして彼らは栄光を手に入れられるのか? ……。
リチャード・マシスンが1958年に発表した短編小説「四角い墓場」を原作とし、それを基にダン・ギルロイが執筆したオリジナル脚本を2005年にドリームワークスが85万ドルで購入した。スティーヴン・スピルバーグ&ロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めるSFアクションエンターテインメント。監督は「ナイト・ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ。
映画「リアル・スティール」は、すッごく面白いです。
どういうふうに面白いかというと、物語の舞台はロボット格闘技が人気を呼んでいるという近未来 ( 本作が劇場公開された2011年時点での『近未来』 ) のアメリカで、ちょっとワケありの親子 ( 父親と息子 ) に廃品処理場で拾われたスクラップ同然のロボットが、予想に反してロボット・ボクシングで勝ちつづけ、やがてはロボットのボクシングチャンピオンと対戦することになり、そこへ至るまでに親子の絆を深める……と、話のプロットはきわめて有りがちなものですが、この映画のロボットの動きに目を見張るものがあり、随所でCGをふんだんに使っているであろうに、スクリーンを観ていてそれを少しも感じさせないところ。目の前で繰り広げられるロボットの格闘技、それに夢中にさせられる映像が新鮮で、こりゃスゲエ! と視覚的に満足させられます。
とにかく始まりから終わりまで「リアル・スティール」は退屈させられることがありません。
この年末年始に楽しい気分にさせてくれる映画でも観ようかな、そのように思われましたら「リアル・スティール」オススメです。
※ ここまではオリジナル小冊子「気ままにシネマ」収録コラム「ロボットの動きが凄いんです!」を加筆&修正しました。
では、ここから第4回目の「Goです! の“ 昭和あの日に帰りたい ”」のコーナーです。今回も4コマ漫画で~す。
※ ここにアップした4コマ漫画「まんが道」は“トキワ荘 マンガ地蔵杯 4コマまんが大賞 ”に入選した4コマ漫画「まんが道」を改めて描き直したリニューアル作品です。
ところでクリスマス、過ぎちゃいましたね。
クリスマス過ぎちゃったけど、メリークリスマス! f( ^ 0 ^ ; )
来年もヨロシクです。m( _ _ )m